2017年 09月 08日
粗挽き田舎蕎麦@土家 |
今宵もいつもの道のりを、電車に揺られて二時間ほど。
四季を通して足を運びたくなるお店。
東村山にある「土家」さんで季節の蕎麦懐石を◎
最近道すがら、軽く0次回兼ねてビールを飲むのが定番となっているのでw
最初から大好きな日本酒で。
肥前蔵心の雄町純米、去年はいまいちだったけれど28BYの味は好み。
キーンと冷えた蕎麦豆腐が、暑さで火照った身体を冷やしてくれる。
オクラを練り込んだ蕎麦豆腐の
つるりと滑らかな食感に、雲丹がとろりと溶け合う。
大好物の土家さんの蕎麦がき椀は
ふわふわ卵のかき玉仕立てでー。
ハモの旨みが染みでたお出汁を、じゅわり吸った車麩がまたおいしい。
ガラスの器に涼し気なじゃがいもの冷製スープには
中にたっぷりと雲丹入り。
炒った蕎麦の実の香ばしい風味がいいアクセント。
日本酒をしっかりおかわりすれば
いつも楽しみにしているお待ちかねの一皿への準備万端◎
一品一品丁寧に作られた旬のお惣菜の盛合わせ。
これをアテに、のんびり呑むのが好きすぎて♪
じゅんさいが乗った生姜の風味のきいたとろろ汁に
湯葉のお刺身、葡萄のおろし和え、ハモの煮凝りに鴨ロースの塩蒸し。
トマトのコンポート、かぼちゃのカレー煮。
さっぱりとした茄子の酢浸しに、蛸の柔らか煮。
イワシは南蛮漬けと、噛むほどに旨みがジワジワとくる味醂干しの二種。
今日は一貫して、肥前蔵心の純米酒をお供にして。
さくっと揚がった天ぷらの盛合わせは、加茂なす、パプリカ、万願寺唐辛子。
特に上品な脂の太刀魚が絶品だったなぁ。
そして〆は、香りの強い土家さんの粗挽き田舎蕎麦。
どんなにお腹いっぱいでも、これだけは無心ですすってしまう。
別腹とはまさにこのことなんだなぁ。いつもするりとお腹に収まるのだもの。
デザートは
桃のコンポートの上に梨のソルベ、すいかのジュレ乗せ。
あー、この組合わせもすごく好みで。
普段はデザートはあってもなくても…という私も
土家さんだけは、いつもデザートまですべて込みで大満足◎
次はどの季節に来ようかな。
今日もごちそうさまでした!
by bukubuku_abuku
| 2017-09-08 23:27
| +ほろ酔い蕎麦