長月の和菓子「秋分」 @SOU・SOU 在釜 |

夕食の時間まではあと少しある。
珈琲もいいけれど
お抹茶で一服したいねぇと向かったのは「SOU・SOU 在釜」

大阪に住んでいる義妹が、「長久堂」とコラボレーションしている
この店の和三盆と金平糖のセットをたまにお土産に買ってきてくれていたので
一度来てみたいと思っていたんだよね。

ポップなテキスタイルの地下足袋でお馴染みのSOU・SOUが手掛ける茶席。
「在釜」とは茶会を催していることを知らせる言葉。
SOU・SOUのテキスタイルをモチーフにした月替わりの和菓子とお茶がいただける。

今年は「二十四節気」をテーマに展開しているそう。
亀屋良永が手掛ける9月のお菓子は「秋分」
空気が澄んだ夜空に浮かぶは、中秋の名月◎

うさぎが透けて見えるういろう生地の中には、ブランデー風味の栗餡。
カシューナッツの歯ごたえもよくて、これはおいしい。
沖縄の塩が振りかけられた手前の飴細工も美味。

ツレは抹茶を飲んだあとに、珈琲も追加で注文。
抹茶は丸久小山園、珈琲は下鴨のカフェ・ヴェルディのオリジナルブレンド。
このアイスコーヒーを作っているのが、実験装置みたいで思わずパシャリ。

私たちが訪れたときには
ちょうど隣に小さい子を連れた家族連れがいてー。
子供も美味しそうに、季節の和菓子を頬張っていた。
茶道は、お点前を通しておもてなしの心を養うものだとは思うけれどー。
それとはまた別に、こうやって難しいこと抜きに
誰でも気軽に一服楽しめる場があるのはいいなぁと思う。
帰り道ー。
今日は夜空に月をさがそう。