【シーズン6】 田植え |

二十四節気の「芒種」がくれば
穂が出る穀物の種を蒔く(苗を植える)時期の到来。
関東が梅雨入りした週の週末ー。
ボクサケ田んぼでも、今日は待ちに待った田植えの日◎
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田植え二日目。
前日は、降りやまぬ雨の中での田植え作業。
80%の雨予報で同じくずぶ濡れを覚悟していた今日は、なぜか朝から曇り。

今日はこのままもつといいねぇと空を仰ぎつつ、早速田植え開始。
えーと・・・田んぼに全然水がないんだけど大丈夫・・・??
連日の雨で水位がかなりあがったため、前日一度水を止めたらしい。

田植えの時は、確かに苗を植えやすいように少し水を抜くけれどねぇ。
ちょうどいい具合にいかないのが、なんともボクサケ田んぼらしいというかw
再び水を入れつつ、同時進行で苗を植えていく。

午前中の作業を終えたら、お待ちかねのお昼ごはん。
山形出身の料理上手なボクサケメンバーとみきょんさんが作る、山形料理 春ver.♪
美味しそうな料理がたくさんあって、目移りしちゃう。

今日はこれをすっごく楽しみにしていたんだよね~。
これは鰹だったかな?
たっぷりのシモタマスライスと薬味を添えて、さっぱり食べられる。

田植え作業の中間食や、作業後の労をねぎらうお祝いの食べ物として
昔から田植えと関わりの深いちまき。
さり気なくこういうのも一緒に用意してくれるのって、嬉しいよね◎

同じくボクサケメンバーの旦那様は、燻製料理で参戦。
一斗缶で作った自作の燻製器持ち込みで作ってくれた、卵とホタテの燻製。
これもまたすごくいいお味で、美味しかった!

ぜんまい煮に、おかひじきのお浸し。
山形らしく三五八漬けに、かまどで炊いたうこぎご飯、山菜たっぷりのお味噌汁まで!
どれもとっても美味しかった~。 ご馳走様でした◎

しっかり腹ごしらえしたら、もうひと踏ん張り。
はじめて田植えをする人も多く、午前中は思ったほど進まなかったけれど
午後はみんなも少しずつ慣れてきてペースアップ。

今年もボクサケ田んぼは、5枚の田んぼすべてが手植え。
苗はすべて酒米の山田錦だけれど、田んぼごとに1~4本植えを実験することに。
素人ながら毎年少しずつ挑戦することが、きっと来年への糧になる。

今年からはじめた僕らの畑の前には、手作りの看板が◎
タイトルの「僕らの畑1」の文字は、全員違うメンバーが一文字ずつ書いたんだよね。
私は畑には参加していないのだけれど、実は一文字担当してたりw

今年は田んぼにシンボルツリーを!ということで、この日の最後は植樹祭。
シンボルツリーに選ばれたのは、成長は遅いけれど巨木になるクスノキ。
このクスノキの木陰で休憩できるようになるのは、いつだろう。楽しみ。

結局この日は雨も降らず、一日フルで作業ができたものの
すべてを終えるには遠く及ばなくて、田植えの続きは翌週に持ち越し。
今日植えた苗が、まずは田んぼにきちんと根付いてくれるといいな。

そして番外編。
田んぼまわりの竹林に生えている真竹を
友人親子がたーくさん取ってきてくれて、お裾分けしてくれた。

真竹はアク抜きが必要ないので、早速帰ってささっと調理。
先日の潮干狩りでとって冷凍しておいたアサリと共に、シンプルに白ワイン蒸し。
これがおいしくないわけがなく、あっという間にペロリ。
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自分たちで収穫したものの味は格別でー。
そしてここに
今年も自分たちの手で育てた酒米で作る「僕らの酒」が加わるんだね。
山田錦だけに絞った今年の挑戦は、まだはじまったばかり。
大きく大きく育ちますように◎

この週は土日ともに作業日があったんですが、
このランチ目当てに参加日を決めたくらいw
食材のバランスもとっても良くて、美味しかったです♪
梅仕事の時期ですね(^^)
私も去年は梅酒を作ったんですが、梅干し一度挑戦してみたいんですよ~。
fubukichiさんが言われる通り、最近自分で作ってみることの大切さを痛感します。