2011年 10月 04日
大仏さんと まほろばと |
日本三大大仏の長谷の大仏は身近にあるけれどー。
奈良の大仏さんは、やっぱり迫力が違うねぇ。
これだけ豊かな森の中を進んでいると
ここが奈良の中心街に程近い場所だということを、ついつい忘れてしまう。
大きな松明に飛び散る火の粉ー。
お水取りで有名な二月堂は、残念ながら補修工事中。
そんなに上の方まであがってきたつもりもないのにな。
奈良の町が遠くまで一望で、こんなに見晴らしがいいとは思わなかった。
だからこそこの補修の鉄柵がなぁ。くやしい、、、
24時間参拝が可能な二月堂。
夜にこの大きな常夜灯が点ったら、どんな顔を見せるんだろ。
綺麗な影を落とす階段を下ると
突如現れたのは、両脇に白い土壁が続く道。
今までの道と違い、どこか異国情緒が漂ってまたおもしろい。
急になんだか人が多くなったぞ・・・?と思ったら
遠くから見ても圧巻の大仏殿がどーんと鎮座。
この大仏殿、ニューヨークの自由の女神も収納できるサイズだとか!
それでも再建して小さくなったというのだから、びっくり。
近くで見ると、一層その大きさに圧倒される。
けれどただ巨大というわけではなくて、建物の細工など細部までとても美しくて
しばらくの間ただただ見上げてしまった。
中に入れば、中央には奈良のシンボルともいえる盧舎那仏像。
造像にはのべ260万人もの人が関わったという。
向かって左側に、西方を守る守護神である広目天像。
もちろん対の右には多聞天像。
二度の焼失を経験するも、その都度、時の権力者の支援を得て再興されてきた大仏さん。
昔も今も、まほろばの国を願う気持ちはきっと変わらないはず。
それにしても奈良駅の周辺を歩いただけなのに
既に歩き疲れてしまった私たち、、、
柿の葉ずしを買い食いしたい気持ちを抑えて
ランチを予約したお店までもうひと歩きするゾ。
by bukubuku_abuku
| 2011-10-04 22:24
| 旅にでてみた