2016年 06月 27日
夏越の祓 大茅の輪くぐり@北野天満宮 |
今月は一年の折り返しにあたる水無月。
この半年の汚れを祓い、残り半年の無病息災を願って
北野天満宮の夏越天神で茅の輪くぐり◎
夏越の祓は通常は6月末日に行われるのだけれど
北野天満宮では菅原道真が生まれた6月25日にも行うんだよね。
天神さんでにぎわう参道を抜けていくと、楼門に大きな茅の輪が!
楼門に備え付けられた直径5mの大茅の輪は
京都では一番大きなものなのだとか。
ちなみに25日を過ぎると、輪の上部を残して下は切り取られるらしい。
夏越の祓のあとには
7月7日に御手洗祭と七夕祭「棚機祭」が控えているからなのかな。
境内にはすでにあちこちに七夕飾りも。
そのまま奥へと進んでいく。
目の前には同じく笹飾りが施された三光門。
大茅の輪とは別に、この奥に茅の輪くぐり用のものが設置されているのだ。
くぐり方が決まっているのだけれど
作法も茅の輪の横に設置してくれているので大丈夫。
正面から最初に左回り、次に右回りと 8 字を描いて計3回くぐる。
大祓は6月と12月の晦日に行われるもの。
なぜ一年に一度ではなく、半年に一度なのか。
夏は暑さも厳しく体力が落ちたり
伝染病や流行病が蔓延することが多かったため、
本格的な夏を迎える前に、このような行事が行われるようになったらしい。
私も無病息災を願って茅の輪くぐり。
さーてと。
これで苦手な夏を乗り切って、残り半年突っ走るぞー!
by bukubuku_abuku
| 2016-06-27 23:48
| 週末京都