2015年 03月 16日
土家 |
すっかり遅くなってしまったけれど
年明けてのご挨拶も兼ねて大好きなお店へ◎
向かったのは、完全予約制の蕎麦懐石のお店「土家」
今日もはじめから日本酒で◎
篠峯 ろくまる雄町 純米吟醸うすにごり。
この時期は桜を意識したピンクラベルのお酒が増えるね。
ひんやりとしたジュレ仕立ての蕎麦豆腐。
クセのある春菊に、トロリと舌でとろける雲丹の甘み。
濃厚な雲丹に、胡麻ダレで足されたまろやかなコクが合う。
蕎麦の実と蛤のお吸い物。
湯気とともに、なんとも言えない生海苔のいい香りが漂う。
蛤の出汁が胃に染みるね。
町田酒造 純米吟醸にごり
ここのお酒も、最近お店で呑むことが多いかも。
ジューシーだけれど、後味のキレが良い。
旬の食材を使った盛り合わせは、この時期らしい梅の形のお盆で◎
ふきの梅干し煮 / せりとくるみの白和え / 山芋煮 /ごぼうの柔らか煮
こまいの一夜干し / ごりの佃煮 / ターサイと新じゃがいものお浸し
白魚の天ぷらは塩で。
ふきのとうの天ぷらは蕗味噌でいただく。
天ぷらにすると、白魚の甘みがより一層際立っておいしい。
金目鯛の炙り チリ酢和え。
新玉ねぎのポタージュ。
脂と旨味が十分にのった金目鯛に、炙った皮の香ばしさが◎
石鎚 純米吟醸 緑ラベル 漕搾り。
食中に活きる酒造りを目指す石鎚酒造。
「食中純米吟醸」とあるように、料理の邪魔をせずスルスルと入ってくる味。
〆鯖 クレソン添え
レアに締めた脂ののった〆鯖が絶品。
ドレッシングもすごく美味しかったのだけど、酒粕が少し入っていた気がする。
大好きなそばがきは、今回は小鍋仕立てで。
厚揚げに、しっとりとした鴨のつみれ。鴨肉の味がとにかく濃くて柔らかい。
出汁を吸った若芽がまたおいしいこと◎
肥前蔵心 生酛純米
つい先日ご主人が蔵元に見学に行って来たのだそう。
このお酒やっぱり好きだなぁ。常温で呑んだけれど燗にしてもらえばよかった。
〆の蕎麦は、香りの強い粗挽きの田舎蕎麦。
薬味が辛味大根だけなのが好き。
最後に食べるこの冷たいもり蕎麦が、胃をすっきりさせてくれるんだよね。
あんみつを食べたのははじめて。
黒大豆のきなこアイスに、ほうじ茶寒天、しっとりとしたつぶ餡に苺。
きなこアイスがとても濃厚で、甘さ控えめでおいしかった。
---------------------
本当は年明けてすぐ来たかったのだけれど
相変わらず人気店ゆえ、今回はなかなか予約が取れなくて×
年始の挨拶が遅れに遅れて、すっかりこんな時期に。
お店に来る時は、やっぱりこの距離は遠いなぁ、、、と思うのだけれど。
お食事を食べると
またすぐにでも来たい!となるんだよね。
次は山菜の時期かな。
今回も旬のおいしい蕎麦懐石をごちそうさまでした◎
by bukubuku_abuku
| 2015-03-16 23:25
| ほろ酔い蕎麦