2014年 07月 28日
旬の菜と旨い酒 おおはま |
丁寧に仕事をした肴に美味しいお酒ー。
チャキチャキとした女店主の仕事ぶりも好きで
何度か足を運んでいたお店が閉店したのを知ったのは、去年の秋頃。
それが久々に寄った鎌倉で、移転プレオープン中のお店に偶然遭遇!
これはもう行かずにはいられないでしょ◎
阿佐ヶ谷から鎌倉へ移転した「旬の菜と旨い酒 おおはま」へ。
西口から徒歩5分ほど。
駅から近いけれど、観光客はあまり来ない場所なので静か。
閉店時間が早いので、今日はオープンの17:30に張り切って乗り込み◎
お通しはいかめし。
いかの出汁が染みたもち米がたまらない。
乗っけから日本酒が欲しくなる。
日替わりで10種類ほどある野菜小鉢から、好きなものを選ぶ三品盛り。
定番のポテトサラダ、茄子の揚げ浸し、冷やし焼きトマトを。
シンプルなんだけれどね。
おおはまさんの料理は、どれも手間暇かけた丁寧な味がする。
日本酒の品揃えも好きなおおはまさん。
乾杯ビールが終われば、もちろんお目当ての日本酒へ。
この日のラインナップはこんな感じ。
今日ははじめから、割としっかりとしたものから。
白瀧 生もと純米 (新潟)
酒屋八兵衛 五百万石・山田錦 山廃純米 (三重)
本日のお刺身を盛り合わせで。
カツオ塩叩き、アジ、〆鯖、ハナダイ、ワラサ。
好きなものを一枚から切ってもらえるのも、うれしいところ。
お酒は半合単位なので、色んな種類を試せるのも◎
開運 純米 涼々 (静岡)
白鴻 八反・山田錦 特別純米 (広島)
注文を受けてから包む、自家製の蒸したてしゅうまい。
あるお客さんがオーダーしている時に便乗注文したら
「うち2個!」「こっち4個!」と結局店にいたお客さん全員が頼んだというw
福田 特別純米 (長崎)
大山 特別純米 (山形)
九州の酒処といえば佐賀が浮かぶけれど、長崎のお酒ははじめて。
あれ?何故か撮ったはずの絶品アジフライの写真がない、、、
梵 ときしらず 純米吟醸 芳醇辛口 (福井)
九礼 純米吟醸 (高知)
美味しそうなかき揚げが二種類あって迷っていたら
ハーフ&ハーフで出しましょうか?とおおはまさんから嬉しい提案◎
香りまで甘いトウモロコシのかき揚げ。
もう一つは、新生姜と枝豆のかき揚げ。
こちらはトウモロコシのじゅわっとした甘味と香ばしさと打って変わって
生姜の香りと辛さが後をひく爽やかな味。
美味しい肴にお酒もススむ。
紀土 特別純米 夏の疾風 (和歌山)
新政 No.6 純米 (秋田)
独立前は、新橋の「いし井」の板前として働いたおおはまさん。
卵、鶏ささみ、鶏レバー。
自家製の燻製盛り合わせも間違えないね。
カウンターから見えるスカイブルーが綺麗なボトルが気になっていたら
燻製にはこれもいいですよーと、おちょこで味見させてくれた「夏のまんねん」
焼酎にも夏酒があるなんて、知らなかった、、、
キリっと冷えた冷酒もいいけど、常温酒も好き。
信濃鶴 特別純米 (長野)
日置桜 玉栄 純米
もう残り少ないから・・・と、白瀑のブルーハワイをサービスしてもらいながら
おおはまさんや他のお客さんとしばし談笑。
あまりに居心地が良くて、気付けばすっかり閉店時間をまわっていた。
うーん、いい時間だった。
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阿佐ヶ谷時代からの常連さんも、既に通いはじめているようだけれど。
この日はオープンから3週間ほどしかたっていなかったのに
予約で一杯だったのにはびっくり。
お店が広くなった分、一人で切り盛りする負担もふえただろうに
そこは流石おおはまさん。
料理の提供時間に多少の時間はかかるけれど
てきぱきとした仕事と心遣いで、とても居心地のいい時間を過ごせた。
家からも遠くないし、これからは定期的にお邪魔したいなぁ。
大好きな店に再会できたことに感謝。
ごちそうさまでした◎
by bukubuku_abuku
| 2014-07-28 23:04
| おいし たのし