2013年 01月 31日
イスタンブール~街と猫と、また猫と~ |
トルコ二日目。
トルコ最大の都市イスタンブールで人々を魅了するものといえば
ローマ時代から残る数々の歴史的建造物、ボスポラス海峡を望む美しい景観、
そして・・・猫?!
朝、旧市街の中心部に位置するレガシーオットマンを出発。
このホテルは歴史的なビザンチン様式の建物を利用した五つ星ホテルで
古いけれど趣があってとても良かった。
今回の旅は、バスでトルコ国内を移動しながら世界遺産を巡るツアー。
トルコはとにかく広大なので、今日からは毎日が民族大移動w
イスタンブールは、アジアとヨーロッパという2つの大陸にまたがる都市。
黒海とマルマラ海を繋ぐボスポラス海峡を境にして
東のアジア側と西のヨーロッパ側に分かれている。
ヨーロッパ側に細長く切り込んだ金閣湾に架かるガラタ橋。
北側の新市街と南側の旧市街とを結ぶ大きな橋の上には、たくさんの釣り人たちの姿が。
ここではイワシが釣れるらしい。
旧市街にある歴史地区は、ユネスコの世界文化遺産に登録されていてー。
かつてローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国と続いた大帝国の首都として
イスタンブールが繁栄した歴史が色濃く残る場所。
イスタンブールの街中を走るトラムと呼ばれる路面電車。
早朝から真夜中まで5~10分間隔で走っていて
4両編成くらいのトラムは車体の全面に広告が印刷されているけど
私はこのレトロなデザインのノスタルジック・トラムが好き。
屋根づたいに移動する黒猫。
『イスタンブールの町を見渡せば、大抵その景色の中に猫がいる。』
そういっても過言ではないくらい、とにかくいたるところに猫がいるのだけれど
近づいても逃げることもないし、撫でようと手を伸ばしても動じないのには驚いた。
だってどう見ても、野良猫だよねぇ・・・?
どうやらトルコでは野良猫たちのことを「道猫」と呼んで
街の人々が誰ともなく餌やりなどの世話をして可愛がっているらしい。
店先で堂々と昼寝をしていても追い払うこともないどころか
道猫はお店への出入りも自由自在。
カメラのストラップにじゃれてきた白猫。
ちなみにこの子が夢中になって遊んでいる場所は、ホテルのロビー。
一説によると、イスラムの預言者の一人が猫を飼っていた記述があって
それでトルコの人は猫を大切にしているのだとか。
それはそれで、現地ならではの問題というのもあるのかもしれないけれどー。
人と猫がどちらか一方の生活に取り込まれるわけではなく、街の中でともに暮らしている。
その光景がなんだかとても微笑ましいなぁと思った、トルコでの日常のひとコマ◎
by bukubuku_abuku
| 2013-01-31 23:19
| +201301 トルコ